2009年4月

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2003/08/05
 母の日は「肩たたき拳」をプレゼントするといいと思います。使用法は「右・下・右下+強パンチ」です。北条です。


あなたは大企業の社長ですか? ビル・ゲイツですか?

イラクの大統領ですか? 大量破壊兵器を探しもしない大統領ですか?

そうではない人が圧倒数を占める人の世。一般人と括られる人々。

この世は巨大なヒエラルヒーであり、一般人が表舞台に現れることはない。

しかし、そんな我々も人生で2回だけ小さな舞台上で、主人公になれる時がある。

結婚式 ・ 葬式

葬式は、すでに自らがいなくなっているので、体感することはできない。

そうなると事実上、主人公たる舞台に立てるのは結婚式(便宜上披露宴を含む)のときである。

ところが最近この結婚式をやりたがらない人が増えている。

「金がもったいない」

確かに莫大な金がかかるのは確かだ。その後の生活に使った方がよい、という考え方も一つだ。

以前は、結婚式というと固いイメージがついていた。親族の集まる場として。

しかし最近では、仲人を立てなかったり、友人を多く呼んだり、小規模に行ったりと、自由な風潮がある。

名古屋の嫁入り道具うんぬんなどは昔の話である(こだわりはまだあるらしいが)。

話は逸れたが、人生で主人公になれる場面はお金では買えない。国を買収するような金でなければ。

そんな機会を放棄するのは残念な気がする。忘れえぬ思い出になると思うのだが。

私は式に出席するたびに、強くやりたいと思う。出席しながら自分のときの演出を考える。

式が終わった直後からまた奴隷のような日々なのかもしれない。主人公などにはなれやしない。

二人の主人公が、最高になれる瞬間。そこで誓う永遠の愛。

日本の年間離婚件数は約30万件。1分46秒に1組の割合で離婚している。

これと結婚式の関係を示す統計は見つからなかったが、金をはたいた分、感動した分、歯止めとならないだろうか。

友人の披露宴。彼は泣いていた。今までの想いがあふれ出たのだろう。奥さんも泣いてた。

それぞれのご両親も泣いてた。そして私も……

「めぞん一刻」の結婚式を読んでも泣く人間なので、現実の感動で泣かないはずがない。

とてもよかった。このときのことを忘れないでほしいと思う。

きっと思い出すはずだ。自身の、両親の、駆けつけた友人たちのその涙を……

そうまさにきらめいていた、主人公

世の中から見ればちっぽけだけど、世界で唯一の主人公

そしてその感動は二人の心の中では永遠に主人公であり続ける。

主人公
                作詞・作曲:さだまさし

あなたは教えてくれた
小さな物語でも
自分の人生の中では
誰もがみな主人公

時折思い出の中で
あなたは支えてください
私の人生の中では
私が主人公だと

いつまでもお幸せに……