2009年4月

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2003/09/30
 月に代わって書き置きよ! 『探さないでください』。北条です。


職場のパソコンは何か操作ミスを起こすと「仮想プリンタ」というヤツがデスクトップに現れる。

いや、お前なんて呼んだ覚えはないし、何なの? あなたは? と問い詰めたくなる。

【仮想】仮に考えること。仮に想定すること。(岩波書店「広辞苑」より)

つまりは虚偽の世界。代替。とりあえず。似たもの。イメージ、というわけだ。

世の中にはこの「仮想」があふれすぎている。

仮想学校、仮想店舗、仮想敵国、仮想政治……

このインターネットだって立派な仮想世界なのである。そこにあるのはお店でなく文字の羅列。

ゲームだって仮想世界。実際にスライム斬っているのはテレビの中の人。

行き過ぎるとヴァーチャルリアリティなどと呼ばれる。少し体験できたりする。

じゃあ、仮想プリンタというのは何者なのだろうか?

「プリンタに見えるけど、実際には違うよ」ということかもしれない。

プリンタに見せかけた虚偽の世界なのだ。プリンタを体験できるのかもしれない。

クリックをすると、いきなり紙を口に突っ込まれるに違いない。

胃液に4種類あって、いろんな色が混ざり合って絵柄を形成していく。

腹の中にはいろんな国籍の人がいて、思い思いの字を書いていく。みんな達筆なのだ。

書き終わったら排泄されるという仕組み。

私は恐ろしさのあまり、「仮想プリンタ」をゴミ箱に捨てた。

あやうく機械の体にされるところであった。あぶない、あぶない。

でもよく考えるとこれって「妄想プリンタ」に近い気がする。


言いたいことは、いま自分が生活している世界も誰かの仮想世界の中かもしれないということです。