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2004/09/17
【虎の衣を狩る狐】意味:コスプレマニア。北条です。


安全であるはずの小学校を恐怖のどん底に陥れた宅間守の死刑が執行されました。

これで、もっと騒ぎになるかと思っていましたが、意外と話題にのぼらないので不思議なのですが、

以下の2点において、実際は論争があるのではないかと思われます。

・刑務所生活が短すぎで、罪を償う期間も苦しむ期間もなく、死去した
・確定からの執行が短すぎで、罪人といえども命の尊さを無視している

死刑囚というのは、いつ刑が執行されるのかがわかりません。

突然やってきて、「はい、今から死刑執行です」と言われます。

その毎日が文字通り、針のむしろ状態であり、精神的苦痛もかなりあるようです。

しかし、たとえどれだけ悔いても、謝っても死刑が取り消されることはありません。

それでも、死刑囚でも1日でも長く生きたいと思うものらしいです。

死刑執行は、法務省内で決定していきます。

それも、まず死刑執行起案書を作成してから、何人もの同意を得てからのことになります。

最後に法務大臣が署名をすれば、拘置所に通達が行き、執行される。

しかし、法務大臣は通常、この書類を見てみぬ振りをするそうだ。

やはり、自分の意思で1人の人間をあの世に送ることに抵抗を感じるらしい。

しかし、そうも言ってられないので、退任間近になると、仕方なく署名して逃げるようだ。

ちなみに執行にあたり「13階段」とよく言われるが、実際にはそんなものはなく、

何もない部屋で、目隠しをされ、首に縄を掛けられて、床がはずれ、3m地下に落ちる仕組みである。

このとき、3名が同時にボタンを押す。誰が実際の執行人かわからなくするために。

で、今回はその針のむしろ期間は少なかったわけだ。この短さは異例である。

5年~10年~それ以上がほとんどだからである。

ただ、長く入っていたからといって、本気で罪を償おうとしているのかと問われれば、それはわからない。

海外を見ても、すぐその場で執行している国などは五万とある。

そして、死刑執行を反対している人たちがいる。犯罪者にも人権があるということだからだ。

ただ、日本の法律では、死刑の下は名ばかりの無期懲役である。

無期懲役は素行に問題がなければ、15年で仮出所するのである。

出所した人間が再犯する確率は80%というデータがあるにもかかわらず、再び野に放つのだ。

これは至極おかしい。ならば、実際に死刑ではなく、終身刑にすればよいのか?

毎食きちんと与えられ、寝床も一応ある生活。そのまま寿命で死ぬ……

もちろん費用は、税金から出ることになる。刑務所もパンク状態になるだろう。

昔の中国では、死刑囚は戦場の一線で切り込み隊をやらされたりしていた。

家族の面倒はみようという条件と引き換えに。こういう労働はもちろん日本にはない。

そう考えると、死刑というのはあらゆるバランスを考えても必要なのではないかと思えてくる。

その時期はいつなのか……

遺族の意思に委ねてみるというのはどうだろうか。