2009年9月

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2004/10/12
どうもあちらこちらで「ブラックジャック」だの「牛タン680円」だのとにぎわっているようでございます。北条です。


プレーオフが熱かった!

パ・リーグが今年からプレーオフを導入したのですが、なかなか好評だったようです。

これはシーズン中の順位から上位3チームがさらに優勝をかけて戦うものです。

敗者復活みたいなイメージもあります。最後のボーナスクイズで優勝しちゃうようなものです。

さてこの戦いは3戦(2勝で優勝)または5戦(3勝で優勝)という短期決戦です。

昨夜も、それぞれのエースが投げあいました。

だいたい両チームの投手力は出てくる順で同じようなものです。

こんなとき、ひとつの中国の物語を思い出します。

紀元前350年ぐらいのこと。斉の国に孫月賓(そんぴん)という人がいました。 かの有名な孫子の兵法書を書いたと言われる人物(のひとり)です。

ある時、田忌将軍と斉王が賭けをすることになりました。三組の馬を走らせて、その勝敗を競うという賭けでした。
そこで田忌は孫月賓に、勝つための知恵をもらいに行きました。
曰く、
同じ能力の馬同士を走らせても勝てるとは限らない。
・「こちらの遅い馬」を「先方の速い馬」と組ませる
・「こちらの中の馬」を「先方の遅い馬」と組ませる
・「こちらの速い馬」を「先方の中の馬」と組ませる

これで2勝1敗で、田忌は賭けに勝つことができました。後に孫月賓が軍師として迎えられるようになった逸話です。

※「月賓」は実際には一文字です。

という話である。つまり、こういった短期決戦で、同等の能力の選手をぶつけるのではなく、

・相手がエースで来るのなら、こちらはヘボい投手
・相手が中くらいので来るのなら、こちらはエース
・相手がヘボいので来るのなら、こちらは中くらい

と、ワンランクずつ上の投手をぶつければ、投手の負担も軽くなって勝てるのではないだろうか?

まあ、勝負は時の運でどんなフロック(大駆け)が出てくるかはわかりませんが。

マラソンの選考会だって、野口みづきと高橋尚子が対決するなんてことはない。

お互いが勝てる場で、それぞれが勝っていくのだから(あれはタイムだっけ?)

そんな孫子の兵法を現代のスポーツでも使ってみてはいかがだろうか?

「彼を知り 己を知れば 百戦して あやうからず」