2006/09/30
『逆襲の図書館』
| 男 | 「本を借りたいのですが」 |
| 司書(ド-ラ) | 「このクソ忙しい時に!」 |
| 男 | 「仕事でしょうが。本を探していただけますか?」 |
| 司書 | 「そうゆうことは自分の力でするもんだ」 |
| 男 | 「真面目に仕事しろよ、おばさん」 |
| 司書 | 「船長とお呼び!」 |
| 男 | 「船かよ! この本を探してほしんですけど」 |
| 司書 | 「私をだませると思うのかい?」 |
| 男 | 「いや、誰もだましてなんかないですよ、嘘いつわりなくこの本です」 |
| 司書 | 「暗号を変えたって無駄だよ」 |
| 男 | 「どこも暗号じゃなくて普通の日本語でしょ! 探しても見つからなかったんですよ」 |
| 司書 | 「それでいじけてのこのこ帰ってきたのかい」 |
| 男 | 「別にいじけた訳じゃないですけど」 |
| (別の司書が本を持ってくる) | |
| 司書 | 「お前も嫁にするならああいう娘にしな」 |
| 男 | 「いきなり偉そうだな。なんで嫁の話が出てくるんだ」 |
| 司書 | 「泣き言は聞きたかないね!」 |
| 男 | 「はあ? あとコピーを利用したいんですけど、1枚10円でいいですか?」 |
| 司書 | (おもむろにそろばんを出してはじく) |
| 男 | 「なんでそんなの使う必要があるんですか?」 |
| 司書 | 「これかい!? これは東洋の計算機だよ」 |
| 男 | 「聞いてないよ! つーか『そろばん』でしょ。計算必要ないし!」(10円を出す) |
| 司書 | 「やれやれ、娘を金で売ったのかい!」 |
| 男 | 「どんだけ安い娘なんですか!」 |
| 司書 | (コピー機の操作を始める) |
| 男 | (ずいぶん古いコピー機だなぁ) |
| 司書 | 「クモの巣だぁ」 |
| 男 | 「どれだけ使ってないんだ!」 |
| 司書 | (コピーと本を持ってくる) |
| 男 | 「図書館利用者カードですね。今、出します」 |
| 司書 | 「40秒で支度しな!」 |
| 男 | 「いや、すぐ出ますよ。はい」 |
| 司書 | 「ちょっと借りてるよ、坊や」 |
| 男 | 「坊やって誰ですか」 |
| 司書 | 「別に取って食やしないよ」 |
| 男 | 「当たり前でしょ!」 |
| 司書 | (カードを返却する) |
| 男 | 「ありがとうございました」(出口に向かう) |
| 司書 | 「あの男が全部持ってっちまう! 追うんだー!」 |
| 男 | 「はぁ? 警備員さん、この人どうにかしてくださいよ」 |
| 司書 | 「おもかじ、逃げろ~」 |
| 男 | 「逃げるんかい!」 |










