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におう丸に乗って

2004/08/20

どこにでも乗り物酔いをしてしまうという人はいるものです。

高校時代の友人S君もそうでした。遠足のバスなどでのリバース率も、7割を超える強吐者でした。

その日の遠足も、乗った瞬間から横を向いてうつむいているほどでした。私は隣でした。

まあ、こういうのは思い込むほど酔いやすいですからね。普通にしていたほうがいいとは思いますが。

そんな中、バスガイドが話し始めます。なんかやる気なさげなねーちゃんでした。

「みなさま、本日は当○○バスをご利用いただきまして、ありがとうございます。

 みなさんの遠足のお供をさせていただく、山田花子(仮名:っていうかどーでもいい)です。

 よろしくお願いします」  まばらな拍手。

「さて、今回の旅では、各バスに名前がついているのです」

 あほくさ。と思うしかないですよ、これは。

「そしてこのバスの名前は『匂う丸』と言います……」

てか、実際は『仁王丸』だったらしいです。まぎらわしいですね。

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その30分後、S君はリバースしてしまい、本当に匂う丸になってしまいました。