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とんちんかんな死神くん
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2005/1/29
とんちんかんな死神くん 
大変失礼いたしました。
これはえんどコイチ先生という漫画家による「ついでにとんちんかん」という下品ギャグ漫画です。
私の中での記録より記憶に残る三大漫画は、めぞん一刻、冬物語、旋風の橘、死神くんである。
その「死神くん」を描いていたのが、件のえんどコイチ先生なのである。
作風がまったく違うということで、これは「遠藤」と「浩一」という二人のペンネームじぇねぇ?
と、藤子不二雄やエラリークイーンのような二人疑惑はちっとも出なかったぐらいマイナーな漫画です。
一話完結型で、さまざまなシチュエーションの中で命の尊さを訴えていく漫画です。
これで感動できないという人を私は見たことがありません。
「歌あるかぎりの巻」という支持率で3本の指に入る作品があります。
 斉藤やよい(左)と小柳亜美(右)
ライバルとなった親友が、歪んだ関係になっていくのを、
死神くんと悪魔くん(説明省く)の対決によって本当の友情に気づく話です。
初期の作品ですが、多くの死神くんファンはここで打ちのめされます。
ところで、この死神くんは文庫版として復刊されております。
こういうよい話は受け継ぎたいものです。久しぶりに手にとってみました。
 立花ゆかり(左)と夢野亜美(右) おや?
な、内容が変わってる!!!!
キャラも変わってるし、構造も変わってるし、しかも何で人の名前も変わってるんだ!?
ストーリーこそ変わっていませんが、人気作品のみ描き直されています。
元々それほどの画力をもっていない先生の描きなおしなので変化は特にありません。
むしろアシスタントは冨樫先生?と疑うほど雑なペン入れです。
 昔
これはクライマックスの場面です。が、
 今
まったくもって、
 耳の位置はおかしいわ
 首がありえないことになってるわで
しっちゃかめっちゃかになっています。描き直しの意味が分かりません。
となると最高傑作「心美人の巻」もただでは済まないと想像できます。
心美人は死神くんを語る上ではずせない作品として評価がずば抜けています。
「顔の美しさより心の美しさが大事」だと訴えるお話です。
まず顔の美しいヒロインから、
美人かどうかはともかく性格が悪そうな感じに変身しました。
アレですか? ナルシストは人を見下し、性格が悪いという偏見ですか?
じゃあ、ブスという名目で作品に登場するヒロインのほうはどうでしょうか。
 福子(昔)
確かにブスのように描かれていますが、タッチのせいかかわいらしくもあります。
その辺がこの作品のツボであり、感情移入できるポイントでもありました。
で、
やりすぎ!
もはや感情移入できないぐらいに描き変わっています。
何が先生をここまで駆り立てたのでしょう。
そこまでしてブス顔にしなくてはならなかった理由があるんでしょうか?
でもね、まだそれでも許せる範囲だったんですよ。
もうこれだけはどうしようもないくらい呆れたよ。作品台無しだよ。
 昔
クライマックスのシーンです。死神くんのやさしさが伝わるいい場面です。
誰、お前?
(c)えんどコイチ/集英社
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でも、死神くん(コミック版(笑))はマジでおすすめします。
アマゾンにはコミック版は売ってないのですが、紹介文をご参考ください。 参照となる批評(by ゴルゴ31様)
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