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陸奥圓明流パンティ争奪戦
2006/8/14
修羅の門といえば川原正敏先生の代表作で、本格格闘漫画ですよね。他に「修羅の刻」「海皇紀」などが有名です。
修羅の門
生死をかけた壮絶な戦い!
そんな男と男のぶつかりあい、生か死か! 緊張感、冒険、策略が渦巻く舞台が中心の先生の処女作はなんだったでしょうか!
パラダイス学園
(あらすじ)
愛と奉仕の学びの園
、聖(セント)パラダイス学園に咲く一輪の白い百合、宮崎ちひろ登場!つぎからつぎへとせまりくる男どもの手をのがれ、心は司馬さま一直線!ちひろの純愛が勝つか、男どものねばりが勝つかの爆笑恋物語!
Amazonより抜粋
ははぁ、なるほど学園に現れる謎の集団。そいつらから「ちひろ」という女の子を守りながら、
戦いそして成長していくという本格格闘漫画の臭いがします(Amazonが爆笑恋物語という誤植をしてしまっています)。
愛と奉仕の学びの園という表現がいまいちよく分かりませんが、陸奥圓明流にとって、
いかなる場所であっても格闘家としての誇りを忘れるわけがありません!
さあ、パラダイス学園で繰り広げられる熱い戦いを見てみましょう。
(ぴらっ)
え?
つд⊂)ゴシゴシ
な、何かの間違いだ!!
なんか集団レイプシーンが見えた気がしましたが、眼が疲れているんでしょうか。
だって、川原先生といえば修羅の門に代表されるような、
そうそう、これこれ。
生死をかけた壮絶な戦い
!
僕らが望んでいるのは、こんな
精子をかけたくなるような戦い
じゃないんだ!
番組の中で不適切な発言があったことをお詫びいたします。
そう、パラダイス学園は川原コミックの黒歴史とも言えるエロ漫画だったのです。
エロといっても18禁ではなく、ルナ先生ややるっきゃ騎士などがはやった少年向けのエロです。
これが少年雑誌(月刊マガジン)に載っていたのです。そんなよき時代でした。
さて、このパラダイス学園がどんな話かというと、開いて数ページで
ヒロイン(ちひろ)が男(司馬)にアソコ(秘壷)を見られます。
周りの友達の「暴れるからパンティまでおろしちゃったじゃないの」という発言の意味が分からなく、
こんな友達はすぐに絶交すべきだと思います。
しかし、このとち狂ったヒロインは何を考えているのか、
「わたしをおヨメさんにしてください」とのたまいます。
どうやら「裸を見られた=旦那」という図式がコイツの頭の中にあるようです。
司馬も悪い気がしないのでちひろを守る役目になるところでこの漫画が始まります。
守る?
校長先生企画・立案
「宮崎ちひろのパンティ争奪戦 〜とったら、きみが恋人に!!〜」
校長先生企画・立案
「ミス パラダイスパンティ選出戦」
これ、なんてエロゲ?
学校全体がグルになってちひろを裸にひん剥こうとします。
「いやっ いやあ あっあ・・・ ゆるして おねがい!」
取り返しのつかない漫画を描いてしまった……
これが少年誌に載っていたなんて、当時の
PTA
は何をしていたんでしょうか?
これが数年後に、
こうなるとは誰も予想できなかったでしょう。
パラダイス学園
溶ける水着で水泳
修羅の門
生死をかけた壮絶な戦い
パラダイス学園
裸の女の子宙吊り
修羅の門
生死をかけた壮絶な戦い
これはエニックスが昔、18禁ソフトを出していたというぐらいの変わりようですね。
まあそんなこんなで3巻まで裸にされまくりのちひろを司馬が守り抜き、最後は大団円で終わる
のですが、けっこう唐突なのでPTAが動いたのかもしれませんね。
そうして裸露出がなくなった先生は「あした青空」という漫画で格闘ものを書き、その道に入ります。
しかし、パンチラがまだあるところを見ると、俗念は捨て切れていなかったようです。
しかし、修羅の門以降、俗念が消え去ってしまいます。
「修羅の刻」でそれがはっきりします。
圓お嬢様が用を足されるシーンがあります。
パラダイス学園時代を知っている読者であれば、パンツを下ろして待ち構えることでしょう。
しかし、期待したような
こんなシーンはでてくるわけありません。
そのあと、胸元を切られてはだけるシーンがあり、パラダイス学園を知っ(以下略)
まるで「乳首なんて飾りです。エロい人にはそれがわからんのです」とでもいいたいような「○」だけの描写です。
これでは「
乳首があればいーのだ。
」の中の人に怒られてしまいます。
(参考)しずかちゃんの胸の描写と大差ない
あの乳首にスクリーントーンを貼るということに情熱を燃やしていた先生は完全に消えてしまったのでしょうか。
何はともあれ、黒歴史を封印してしまった川原先生。
それだからこそ数々の名作が生まれたのかもしれない。
しかし、あのパラダイス学園があったからこそ、今の先生がいることも確かなのです。
僕たちは望んでいるのかもしれない。
先生が
あの情熱
を再び燃やして帰ってきてくれる日のことを……
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あの情熱
(c)講談社/川原正敏